美容体型、一番の秘訣は

柔軟性

 

●自分の体型に満足していない女性は88.2 %(リサーチプラス調べ)
​●やったことのあるダイエットは、第一位「食事制限」第二位「ジョギングなどの運動」
●ダイエットの失敗事例第一位は「とにかく続かない、途中で断念」
66.1 %

 

多くの人が食事制限やジョギングというダイエット法を選んでいるけれど、それで理想の体型を手に入れている人はほとんどいません。食べる量を減らすとか、運動して汗をかく(脂肪を燃焼させる)とか、確かに理にかなっているように思えます。しかし実際は、スタイルUPにはあまり効果がないどころか逆効果になってしまうこともあるし、そもそも継続することが難しいのです(その理由を詳しく知りたい方は「ダイエットでよくある3つの間違い」を読んでみてください)。

 

目に見えるわかりやすいアプローチを取り入れたくなってしまいますが、もっと体の内側に目を向けましょう。せっかく頑張っているのなら、思い通りのスタイルにならないともったいないです。美容体型になるための一番の近道は柔軟性です。柔軟性を高めるためには「体幹」が必要です。体幹を活性化させるには「ゆがみのない素直な体」が必要です。この3つは切っても切れない関係です。わかりやすい外側へのアプローチより、体の内側(コア)を意識すること。そしてバランスよくトレーニングすれば、必ず体は変わります。

 

 

美容体型に必要な3つの要素

 

「美」と「健康」どちらも手に入れたいなら

この3つを意識しましょう

お腹のお肉が落ちない本当の理由

 

下っ腹が気になると、その下腹に筋肉をつけたくなりますが、それがそもそも間違いです!一般的に「シックスパック(板チョコのように6つに割れた腹筋)を目指す=お腹がへこむ」と思っている人が多いですが、腹直筋をいくら鍛えてもムダな努力で終わってしまいます。

まず大前提として、メタボ・下腹が出ている時点でシックスパックを目指す権利はありません。お腹が出ている人は、内臓が重力の影響を受けて下垂しています。内臓を安定させ、正しい位置にキープする筋肉はインナーユニットという4つの筋肉によって支えられています(1.骨盤低筋群 2.腹横筋 3.横隔膜 4.多裂筋)。この4つが活性化していることで内臓が正しい位置に安定しておさめられているからお腹が出ないのです。腹筋で鍛えられるのは腹直筋。インナーユニットではありません。

シックスパックはあくまでもオプション。お腹が出ていない人が次のステージを目指すために鍛える筋肉です。最初からそこを目指しても、結果が出ることはありません。

太りにくい体質に変える方法

 

血流の悪い身体、冷えている身体は、防衛本能が働き身体を温めようとして脂肪がつきやすくなります。それなら、身体の隅々まで血液が行き渡るようにすることで、脂肪がつきにくくなります。

たとえば、下腹が出ているということは、内臓が下垂しています。本来は身体の上半身にあるべき胃や肺、肋骨が、重力に負けて下がることで、卵巣や膀胱、子宮が圧迫されます(上からギューギュー押さえつけられている状態)。そんな圧迫された状態では、下腹部の隅々まで血液が流れるわけもなく・・・結果、冷えて防衛本能が働き、脂肪が蓄えられてしまいます。

また、下腹が出ているということは、大腸、小腸の動きが悪く、老廃物をため込みやすい身体になってしまいます。便秘です。またはお腹にガスがたまる・・・。腐敗したものをいつまでもお腹にためておいて、きれいに痩せられるはずはありません。

冷えしらず、血流の良い身体になり、老廃物をため込まない身体を手に入れるのが、太りにくい体質になる一番の方法です。

食欲がコントロールできない原因

 

当たり前のことですが、本来人間の身体は「病気になんかなりたくない!」と思っています。毎日、健康的に元気に過ごせるようにと身体は働いています。これが「自律神経」です。自分の身体に悪影響を及ぼすようなことをしようとするはずがないのです。だから、「あ~お腹すいた」「今日はトンカツが食べたい」と思ったら、素直に頭に浮かんだものを身体に入れてあげれば良いはずです。

しかし、あることが原因で、この素晴らしい機能が正常に働かなくなってしまいます。それは“背骨の歪み”です。背骨と脳はつながっています(背骨から脳までは髄膜という膜で覆われている)。背骨の一部である腰椎の2番と3番(おへその裏側)は胃腸の働きに影響します。ここが歪んでいると食欲を正常にコントロールすることができなくなるのです。すると、本来必要のないものを欲したりしてしまうことがあるのです。つまり、背骨が正しい位置にあり、正常な指令を脳に送れているのであれば、食べたいと思ったときに食べたいと思ったものを食べればいいということになります。

また、無理な食事制限で痩せた体は、それをやめた途端に体重・体型は元に戻ります。ダイエットや体づくりをする際のポイントは、「その方法、一生続けられる?」ということです。続けられる気がしないことは、最初から手を出さない方がいいですね。

体を追い込んではいけない

 

私が考える「美しい体」とは、脂肪を落としすぎず、女性らしく柔軟性のあるしなやかな体です。美しさの基準は人それぞれなので・・・正解はありません。時代によっては、女性でも筋トレをしっかりと行いタフで強さのある体(アマゾネス女子なんて言われてました)がもてはやされるときもあります。男性と同じようなメニューをこなし、体を徹底的にいじめ抜くようなトレーニングをする人が増えました。

しかし、女性の身体は男性とは全く違います。骨盤の中には大切な臓器、子宮や卵巣があります。そして筋肉の強さ、骨の強さが違います。マシーンを使っていじめ抜く、ストイックに追い込み鍛えるトレーニングは、子宮や卵巣が悲鳴をあげています。筋肉や骨への負担も大きいです。ストイックに追い込まれ、痛めつけられた身体は、緊張し硬くなります。しなやかさがなくなり、女性らしさからはかけ離れた身体になります。また、ストイックに追い込むトレーニングは息を止めて行うことが多く、酸欠状態になりがちです。酸素の取り込みが浅い身体は、代謝が落ちて結果太りやすくなると私は考えています。

シンプルに考えてみてください。「いじめられて、痛めつけられて」幸せに感じる、嬉しく思う人はいますか?心と体はつながっています。体を動かしたとき、または終わったあと、「あ~気持ちよかった」と思えるような運動が、美しい体のラインを作る近道です。

前から見た姿は“背中”が決める

 

鏡で自分の姿を見るとき、まず正面を映すと思います。(お腹が出てるな~)(腰肉が乗っかってきたな~)(バストの位置が下がったな~)(ほうれい線が目立つな~)などなど・・・。いろんなところが気になり、そのコンプレックスの部分にアプローチをかけたくなりますよね。

でもこれが、いつまでたっても体が変わらない原因のひとつです。

前から見たときの自分に納得したかったら、後ろ(背中側)を変える必要があります。後ろを変えない限り、前から見た自分に満足することはありません。

腰のアーチ(腰仙角度)は、若さの象徴と言われています。腰のアーチと首のアーチは兄弟です。腰のアーチがない=猫背、首のアーチがない=ストレートネック。背骨は、頭から骨盤(土台)までつながり、筋肉、脂肪、内臓を安定させてくれる役割を担っています。だからこそ、前から見たときの自分に納得するためには、背中側の背骨のS字ラインが整ってこない限り、前から見たスタイルが良く見えることはありえないのです。

体幹は、鍛えるのではなく「活性化」

 

スタイルが良い人を見ると、「ストイックに追い込んで頑張っているんだろうな」「きっと自分に常に厳しく意志が強いんだろうな」と思っていませんか?

私は、体幹トレーニングは大嫌いです。理由は「きついから・・・」。

いわゆる体幹トレーニングってきつくないですか()。体幹は大切ですが、きついことをして鍛える必要はありません。鍛えるのではなく、活性化させるのです。本来体が持っている機能を普通に使える状態にしておくということです。体幹は、マイナスでなければいいのです。ゼロベースでOK

もともと人間の身体に備わっているものを“使える状態”にしておけば、お腹が出たりスタイルが悪く見えることはありません。スタジオZEROは、スーパーアスリートを目指すスタジオではありません。「健康的で誰よりもキレイでいたい♪」を目指すスタジオです。頑張って、追い込んで、無理して、痛いことをする必要はありません。プラスの身体でなくてもOKなのです。ゼロベースを目指すことが、しなやかな女性らしい美しさをキープする最大の秘訣です。