美しく歩くテクニック(ポイント)
このパンジーは生徒さんからプレゼントして貰いました。
ご自宅のお庭で育てられたそうです。
わざわざ埼玉から持って来て頂きました。ありがとうございます♪
春は一番お花を楽しめる季節なので嬉しいですね。
今回のテーマ、美しく歩くテクニックは『体幹を使って歩く』です。
当たり前過ぎて意外性がない・・・と思ったかもしれませんが
健康のためにウォーキングを取り入れる方の意識は
・有酸素運動で痩せたい
・足腰を鍛えたい
この2つが圧倒的に多いですが、体幹を使うことを意識してないですよね。
脚はどこから生えている(つながっている)と思いますか?
当たり前過ぎて質問の意味が分からないかもしれませんが
皆さんの答えは『股関節からつながっている』だと思います。
その答えがそもそも間違いです!!いえ、正しいです( ̄▽ ̄)!?
脚は股関節から生えている(つながっている)で正しいのですが
ここでのテーマ、美しく歩くためのテクニックとしては間違いなのです!!
答えは『大腰筋から生えている(つながっている)』です。
大腰筋とは・・・
みぞおちの裏→背骨→横隔膜(肋骨の下にあるドーム状の膜)→体幹(お腹)→
小転子(股下、股関節とは反対側)
をつないでいる筋肉【上半身と下半身をつないでいる大切な筋肉】です。
体幹『大腰筋』を使わずに歩いている方の特徴は、ふくらはぎと前の太ももの筋肉を使い膝の力で足を持ち上げています。体幹を意識した歩き方ではないので、めちゃくちゃ脚が疲れます。そして、ふくらはぎと前の太ももの筋肉が肥大化して脚が太くなります。
ウォーキングをすれば脚が細くなる!と単純に思っている人は大間違いです!!
さらに体幹を使わずに脚の筋肉のみで歩いている方のスタイルの特徴は、上半身に比べて下半身が太い(たくましい)です。
脚が太い!!スタイルが悪い!!につながります。
美しく歩くために意識することは、みぞおちの裏から脚が生えているイメージで体幹『大腰筋』を使い小転子(股下)から脚を上げる意識です。なるべく脚の筋肉には頼らずに上半身と下半身をしっかりつなげた状態で歩きます。
上げた脚は、かかとから着地して→母指球→親指に重心を移行します。
この時小指(小指球)は意識しなくても大丈夫です。
解剖学的にかかと→母指球→親指で重心移行ができていれば、小指も着いているとされています。
(ただし足の変形、外反母趾、内反小趾が酷い場合は別です)
足の親指は中心軸とつながり、さらに首・頭までつながっています。
体幹『大腰筋』を使わずに歩くと外側重心、小指側に重心がのりやすいです。
左右の膝が離れた歩き方になるのでO脚や脛骨の湾曲となり、首や頭のポジションも安定しないので首コリや片頭痛、肌荒れにも悩まされます。
また、上半身と下半身がバラバラになる歩き方なので、慢性的な腰痛にもなりやすいです。
美しく歩けている方は、みぞおちの裏から脚を上げることができるので肩甲骨がしなやかに動きます。イメージとしては足が一歩前に出た時に、連動して肩甲骨と胸椎がツイスト(ねじる)されるイメージです。
歩く姿が美しい方は、歩ている後姿が美しいです♬
年齢を重ねると背中、肩甲骨に脂肪がついてきますよね。
『肩甲骨引きはがし』エクササイズも流行っています。肩甲骨は天使の羽のようにしなやかに浮き立たせることが大切です。
逆に言えば、肩甲骨に柔軟性が無ければ歩いた時にしなやかに動かないので美しく歩くことができない!と言うことにつながります。
美しく歩くテクニックとして
・大腰筋(体幹)を使い、みぞおちの裏から脚を出す
・極力脚の筋肉には頼らない(無駄に脚が太くなるから)
・膝の力で足を持ち上げない
・かかと着地→母指球→親指へ重心移行する
・しなやかに動く柔軟性のある肩甲骨をつくる
・足を一歩出した時に、連動して肩甲骨と胸椎を動かす
これだけのテクニックが最低でも必要になります。
ただしこの美しく歩くは、ヒールのないペタンコ靴・スニーカー限定です。
オシャレなハイヒールを履いて颯爽と美しく歩くには、さらに別のテクニックを使う必要があります。
スタジオZEROでは
☆ヒールを履いて美しく歩くレッスン
☆骨盤の歪みを整えながら歩くレッスン
も今後は指導していく予定です(^^♪