慢性的な首こりの原因(あなたの肩はバッファロー!?)

2020/12/15 ブログ
首コリに悩む女性


ストレートネックやスマホ首から、慢性的な首コリに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
またひどい時はぎっくり腰ならぬ「ぎっくり首」になり、むち打ちや寝違えた時のような激しい痛みを伴うこともあると思います。


対処法としてはシップをはる、鎮痛剤を飲む、整形や鍼治療、マッサージに行く…
またはひたすら耐える…
ただこの方法では一時しのぎなだけであって、必ずぶり返す症状に悩み続けることになると思います。
ようは根本的な解決にはなりません。


日常生活で痛みが出てしまう身体であるならば、身体の使い方が間違っているということです。


もちろん病院での精密検査で痛みの原因が、腫瘍や骨からきていることが分かれば別ですが
単純に筋肉のコリからきているのであれば、自身の身体の使い方を修正する必要があります。


修正する?意味が分からない…


正しい筋肉の使い方など学校では教えてくれませんから、意味が分からなくて当然だと思います。
基本的に身体は部位によって理想的な使い方が決まっています。
痛みの出ない身体を手に入れたいのであれば、取説通りに身体を使う必要があるのです。


以前のブログです。参考までにこちらもお読みください。
取説通りに身体使えてますか?https://yogastudiozero.com/blog/20200225-1135/


携帯を使う、パソコンを打つ、カバンを持つ、料理・掃除をする、物を動かす時は腕(指先)を使いますよね。


ここで皆さんに質問です。
「腕はどこからはえていますか?」


「肩からじゃないの・・・」と思った方が大半ですよね。


正解は【鎖骨からはえています!】


皆さんの意識の中で腕を動かすとき、鎖骨から意識して腕を使っている方がどれだけいるでしょうか?
慢性的な首こりに悩まされている方の身体の使い方の特徴として、腕の動作をおこなう時に『首』から腕を上げ下げしている傾向があります。


厳密にいうと、鎖骨発進ではなく首【頭板状筋】発進なのです。


肩甲骨(僧帽筋)から首にかけてつながっている頭板状筋はあくまでも、頭(頭蓋骨)を支えるのが仕事なのです。
しかし皆さんは腕を使う動作の時に、鎖骨からではなく首から使っているのです。


あらためて考えてみてください。
携帯を使う、パソコンを打つ、カバンを持つ、料理をする、掃除をする、物を動かす・・・
無意識に首にものすごく力が入っていませんか?


また首発進で動作をおこなうことがクセになっている方の身体の特徴として
『肩がバッファロー』になっています!

バッファロー

首から肩にかけてのシルエットがバッファローのように見えるのです。


このタイプの方は肩の力を抜いてリラックスして、肩を下げてといわれてもできません。
ようは肩の緊張を抜くことができないのです。
当然、首は短く太く見えるため顔も大きく見えます。
最悪です( ̄▽ ̄)


また、最悪ついでにもう一つ。
鎖骨無視で腕の動作をおこなっているということは、鎖骨が一切動いていないことにつながります。
鎖骨は下水の働きをする、リンパ節になっています。
そこがまったく日常生活で動きが無いのであれば、下水処理がされないので鎖骨がむくみます。

後→首から肩甲骨のシルエットがバッファロー
前→鎖骨(デコルテライン)がむくみでパンパン


そのシルエットを想像してみてください…

このブログを読んだあなたの意識は変わったはずです。


今、この瞬間から鎖骨を意識して腕を使いましょう♪


スタジオZERO 高畑 麻樹子