ヨガ棒とは? ~ヨガ棒のすすめ②~

2022/05/20 ブログ

スタジオZEROの高畑です。

今日は、「そもそもヨガ棒って何?」という話をします。

 

<2009年>ヨガ棒誕生

 

ある一人の片麻痺の女性がいました。

 

片麻痺とは、身体の左右どちらかに麻痺の症状が見られる状態のことです。右脳(または左脳)の神経障害によって引き起こされ、運動機能に影響することが多い症状です。

 

脳梗塞が原因で半身障害を持っており、右腕が動かしにくかったのです。

 

この女性はヨガを習っていました。

(単にヨガが好きだったのか、症状改善のためにと思ってやっていたのかはわかりません。おそらくその両方だったのだと思います)

このとき彼女にヨガを指導していたのが、峯岸道子先生です。

 

自分の力で思うように体を動かすことのできない相手にヨガを教えるのは大変です。それでも先生は、なんとか彼女と一緒にヨガをやりたかった。ハンディキャップのある人でもヨガができるようにしたかった。ヨガは体にとてもいいということを知っていたからです。

 

そこで考えたのが、自分の力だけに頼らずにヨガのポーズをとる方法はないか?ということ。そして、棒の力を借りることを思いついたのです。

(確かに、松葉杖や手すりなど、普段から棒状のものに支えられていることがありますね)

棒の素材や形状についてはいろいろ試行錯誤があったのだと思いますが、峯岸先生の考案が形になったのが2009年、そしてヨガワークスが2010年に開発しました。

 

体の不自由な方でもヨガができるようにと生まれたヨガ棒ですが、その効果や使い道が認められ、今ではアスリートの身体改革にも活用されています。

<ヨガ棒考案者>峯岸道子先生

日本の第二次ヨガブームを牽引し、国内外でも多くの指導者を育成。 35年以上の指導歴から、無限に広がる指導テクニックを導き出し、それらは「峯岸マジック」と評されて人々の心身により良い変化を起こし続けている。 幾多の海外カンファレンス招へい暦を持ち、豊富な現場経験は多くの峯岸メソッドを生み出す要素ともなっている。 独自の手法は専門誌でも多数記事として紹介され、また公のセミナーでも人気を博している。

 

※スタジオZEROインストラクターの高畑マキは、峯岸先生の直接指導のもと資格を取得しています

<ヨガ棒>

 

長さ:約150cm(組み替えて90cmのショートバージョンにもできます)

直径:約3cm

重さ:約700g

グリップは握りやすく、また滑りにくい素材

上記はヨガワークスの『ヨガ棒ライト』

※スタジオZEROではこちらを使用しています

 

ヨガ棒を使うことで何ができるかと言いますと、、、

 

★体をゆだねる

軽いわりに丈夫な棒なので、安心して自分の体を預けることができます。「これ以上は怖くて体を倒せない!」と思っていたポーズも、安全にチャレンジすることができます。また、棒に身をゆだねるという行為そのものに、心身を癒やすセラピー効果があります。

 

★てこの原理でアジャスト

先生に強い力でアジャスト(調整)してもらわなくても、ポーズの深さ(強度)を自分自身で丁度よくコントロールできます(てこの原理で、動かしたい方向に対して反対側の小さな押す力で動きをコントロールすることができるのです)。また、筋肉を使わずに関節を可動させることができます。

 

つまり、棒があることによって、

「いつも以上に、簡単にヨガを深めることができる」のです。

 

 

次回予告:

 

次回は『棒を使って実際にどういうことをやるの?』ということをお伝えします。

普通のヨガもまともにできないのに、棒を使うなんて難しそう・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫です。むしろ逆です。棒を使った方が簡単にヨガできます!

 

それではまた次回!